別れさせ屋のケース

夫に不倫相手がいると分かったら、まずすべきことは不倫相手の身元情報を特定し不貞の物的証拠を得ておくことです。 夫と不倫相手を別れさせたい、離婚はする気がないとしてもこれは絶対にやっておくべきです。

その理由を挙げるとざっとこんなところです。 ・確たる証拠がない場合、夫に不倫を問い詰めても誤魔化されてしまう。証拠を隠滅され、なかったことにされてしまう。逃げ得状態になり、ただ夫や不倫相手に警戒されてしまう結果になる。 ・不倫相手の身元特定が困難になり、別れさせ工作にマイナスになる。 ・どのような展開になるか予想がつかないので、証拠を得て、夫を有責配偶者にして、自分を法的に優位な立場に置いておく。夫や不倫相手に対して慰謝料請求して離婚しないという選択肢も残しておく。

夫が不倫をしたから気持ちが冷めたからといってすぐに離婚ができる人は少ないです。 世間体もある。お互いの親族との関係や何より親権問題や子供の養育についても考えなくてはなりません。 また共同名義で各種ローンを抱えていたり、財産分与や離婚後の生活面のことなど総合的かつ現実的に判断をしなくてはならないのです。 もちろん、まだ夫を愛していて、不倫をされても離婚したくはないと考える人はいます。 いずれの場合にも言えることは、離婚をしないという選択をしたとき、夫と不倫相手を別れさせなくてはならないということです。

このまま放置していれば精神衛生上良くありません。毎日のように顔を合わせ、その度に不倫相手とのことがチラつくわけです。夫の態度にストレスを感じて、被害者である自分が不利益を被る状態になってしまうのです。 また、夫が不倫相手にお金を使えば自分の財産がそれにより奪われていくことになります。 そのようなことから別れさせ屋に依頼をするわけです。

夫と不倫相手を別れさせる過程で得られた不貞に関する証拠は全て提供いたします。 その情報は利用価値があるかもしれませんし、場合によっては将来困ったときの武器になるのです。 不倫相手も精神的に法律的に苦しい立場です。完全に割り切ってゆとりのある関係であるほうが少ないです。付け入る隙はあると思います。