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別れさせ屋のケース

山梨県甲府市の別れさせ屋事例 夫婦の本音とは…

新宿駅の9・10番線ホームから中央本線特急「あずさ」と「かいじ」が出ています。両列車ともにほぼ1時間に1本のペースで発車しており、1時間半ほどで甲府駅に到着します。
車で中央高速を利用して甲府昭和ICまででも2時間弱といったところ。
甲府は、感覚的に都内に”近い”印象がありますね。
実際に休みの日には都内まで買い物に来る甲府市民も多いそうで、納得の距離感なのです。
近年、観光都市化している甲府ですが、市役所の展望ロビーや県立科学館展望台からは富士山はもちろん南アルプスが一望でき、立地の良さを改めて感じます。
そんな甲府が舞台となった別れさせ屋の案件をご紹介しましょう。
依頼者様は40代の女性で、夫婦の別れさせを希望されていました。交際している彼が妻子持ちというケースです。
彼と依頼者様は、別れる寸前まで同棲状態でした。彼は依頼者様との関係が奥さんにバレたことをきっかけに家を出て、離婚したいという話を進めていました。そして離婚後の生活費や子供の養育費などの具体的な話をするため一度家族の元に戻ったのですが、そこから歯車は狂い始めました。
その日の夜、依頼者様のところに帰ってきた彼はちょっと様子がおかしく、あとから思えば家族とのはざまで気持ちが揺れていたようです。そして数日後、やっぱり子供と離れられないと置手紙を残し、依頼者様と別れて妻子の待つ家に帰ってしまったのです。
その後、彼とはまったく連絡が取れなくなった依頼者様でしたが、なんとか会って話をする機会を作り、復縁に成功しました。
しかし前のようにずっと一緒にいられることは出来ず、奥さんにバレないように慎重に逢瀬を重ねる日々となりました。ただし彼と奥さんとの関係は好転しはじめたようで、将来が不安になった依頼者様は、ネットで別れさせ屋を探し、新宿にある弊社を訪れ、依頼を決めたのでした。

中央市、昭和町にて

我々別れさせ屋はさっそく甲府に入りました。
奥さんについて情報はあまりありませんでしたが、夫婦の自宅住所は分かっていました。
そこで大里町にある自宅を張り込み、奥さんの容姿特定、行動調査から開始しました。もちろん接触のチャンスがあれば行動を観察しつつ、早めに実行していく算段でした。
奥さんは子供を学校に送り出した後、県道12号、新山梨環状道路沿いにあるお店に入りました。こちらでパートをしていることがわかりました。

夕方、従業員出入口から出てきた奥さんは、帰り道にドラッグストアに立ち寄りました。
さっそく工作員が接触し、最近話題になっているサプリの話で盛り上がり、十分な印象付けを行いました。
そして翌々日、昭和町にある大型スーパーに出かけた奥さんに再度工作員が接触。スムーズに連絡先交換へと至りました。

作戦は奥さんの考えを聞いてから

工作員と奥さんは岡島百貨店近くのカフェでお茶をしました。
美容に興味がある奥さんに、流行っているデトックス法や東京のエステ事情を話したりして仲を深めていきました。
家庭の事情を話してくれたのは4回目の会食時。中央町にある老舗の蕎麦屋でランチを済ませ、甲府駅北側にある奥さんお気に入りのカフェでくつろいでいたときでした。

工作員がバツ1であることをさりげなく話していたことを覚えており、相談に乗る形で話は進みました。
奥さんは、浮気がわかり、責めたら逃げるように家を出ていった夫とは離婚する気でいました。ただ離婚してすぐに相手女性とくっつかれるのも癪にさわるため、お金の件で交渉したり、子供はどうなるのかと問いただしたりしたら、意外なことに夫が神妙になったそうです。
しかし、浮気相手と別れた、もう2度と連絡は取らないと約束し、急に家庭サービスを始めた夫を冷めた目で見ていました。
奥さんは、夫はまた浮気相手と連絡を取ると思う。それがわかったら離婚して、貰うものもらってスッキリした方がいいかも…と話しており、工作員はその意見を後押ししました。
その後、再び“バレてしまった”ことにより離婚協議へと進んだのでした。

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