石川県金沢市の別れさせ屋工作、メンヘラ女子に振り回された夫婦

文化や伝統工芸を古くから大切にしている石川県。中でも金沢市は、九谷焼や加賀友禅そして和紙など伝統工芸の産地としてもよく知られています。
数年前別れさせ屋に依頼があったのは石川県金沢市在住の方からです。某ビジネスホテルを営む夫婦に起きた恋愛トラブルでした。
依頼者様は40歳代女性、夫はホテルの大黒柱となる支配人50歳代です。夫婦の仲を危機に追い込んだのは20歳代の女性でした。私達は依頼者様から詳しく話を聞き、20代女性を対象者として調査と工作を進めることにしました。

ホテル内はむたむたに(混乱した状態に)

「北國花火大会」や「湯涌ぼんぼり祭り」で観光客が多く訪れる夏頃、彼女が依頼人様達の経営するホテルに住み込みのアルバイトとして現れました。彼女は器量も良く明るい性格の為、従業員達の中でも可愛がられていました。しかし一ヵ月も経たない頃、彼女の周辺で恋愛トラブルが目立つようになりました。
最初は同年代の男性従業員との噂から始まり、次は30歳代の従業員、その後も他の従業員と次々に関係を持つようになりました。

そして、彼女に関しての噂が立ち始めた頃、ホテルの雰囲気は混乱状態でした。
当初依頼人様は彼女に関する噂がたっても、異性を手玉にとる若い彼女へのやっかみだと捉え噂を信じていませんでした。
夫もそれに賛同し、彼女を含めた3人で家族のような付き合いをしていたそうです。
男性従業員たちからはチヤホヤされ、支配人夫婦には可愛がられている彼女を、他の女性従業員達が良く思うはずがありません。
彼女はホテル内でどんどん孤立していき、男性従業員らは「彼女を守るのは自分」といった心情から恋愛関係に発展していったようです。
しかしどの男性とも長く続かず、対象者は次から次へと相手を変えていくことに…。
噂が悪化しても依頼人様はあまり深刻にとらえていませんでした。しかし暫くして依頼者様は衝撃的な噂を耳にしました。
近江町市場の朝市で、夫と彼女が仲良く一緒に歩いている姿を従業員が見かけたというのです。
彼女と夫は親子程の年の差です。自分が可愛がっていた彼女と夫がそんなはずはないと依頼者様は耳を疑いましたが、夫の携帯を盗み見た結果、噂は真実だったことが判りました。

別れさせ屋としての長年の経験から、対象者である彼女は精神的に不安定な状態と推測されました。
異性からの好意に依存し、身近な相手とばかり付き合うのは、精神的に不安定である証拠です。倫理観よりも異性の誰かと繋がっていることに執着しているので、相手は彼女にとってあまり重要ではありません。
つまり対象者の前に新しい男性が現れれば、依頼者様の夫から離れるということが予想されました。

メンヘラ気味な対象者に異性工作員が接触

彼女の性格とメンタル状態から、今回は異性工作員に接触させることにしました。
工作員は依頼者様と打ち合わせし、ホテルの宿泊客を装って彼女に接触することにしました。
設定は東京から一人で金沢市に来た、伝統工芸を学ぶ30代後半の大学の非常勤講師です。
工作員は市内を巡るにはどういった交通機関が便利か？などと彼女に声をかけました。
ホテル利用者に気を配る彼女は、愛想良く笑顔で工作員に応じ、「九谷焼」や「加賀友禅」の事、そして工作員の他愛もない雑談についても気軽に付き合うようになりました。
工作員のソフトな語り口や、裏表のない様子に対象者も安心したのか、２人の距離が近くなるのに時間はかかりませんでした。そして工作最終日に工作員から「東京で待ってるよ」と対象者に笑顔で伝え、連絡先交換をしたのでした。

工作員がホテルを出た後の彼女の行動力は目を見張るものがありました。
数日後にはホテルを辞めて、依頼者様夫婦の元を去って行ったのです。
彼女が夫の傍を離れたことで依頼人様は胸を撫で降ろしたようでした。
夫は彼女との恋愛関係は認めなかったものの、一緒に朝市へ行ったことは認めたそうです。
そして彼女と関係を持った従業員と同じように「彼女から誘惑された、一緒にいないと死んでしまうのではないかと思った」と言ったそうです。

工作員は金沢市から出てきた彼女が東京の暮らしが定着するまで連絡をとりあう予定でいましたが、ホテルを出た彼女から工作員には連絡は来ませんでした。
行動が読めず、放っておけない彼女に魅力を感じる男性は多いです。
工作員がきっかけでホテルを出た彼女でしたが、１人になった彼女に新しく声をかけた男性が現れたのかもしれません。
このように、別れさせ屋は豊富な経験を活かし、あらゆる状況と環境に対応可能です。石川県金沢市のご依頼には、土地勘と文化に精通したスタッフが対応いたします。
相談・見積は無料です。

※本事例に登場する場所や人物像の詳細は事実上とは異なります。