和歌山県和歌山市の別れさせ屋、娘と彼氏を別れさせたい
依頼人様は、有田市で3代続くみかん農園を切り盛りしている50代のご夫婦で、跡取りの一人娘と交際している男性を別れさせたいというご依頼でした。
ご両親としては、先祖代々続いてきたこのみかん農園を自分たちの代で終わらせたくない、娘にはお婿さんをとって継いでほしいという思いがありました。娘さんもそのつもりでいたようですが、今の交際相手と出会い、人が変わったように両親の考えに反抗するようになったそうです。
突然の家出!?
我々別れさせ屋が依頼を受けてから調査を開始するまでの数日のうちに、なんと娘さんは実家を飛び出し、和歌山市で一人暮らしをしている彼氏のアパートで、同棲生活を開始してしまいました。
残念ながら彼氏のアパートの住所は分かりませんでした。また運が悪いことに、娘さんは仕事を辞めてしまったらしく、職場からの退勤時の接触も不可能になってしまいました。
ところで、娘さんはご両親との口喧嘩の勢いで、何も持たずに家を飛び出したそうです。
そこで我々は、次のように推理しました。同棲するために必要な着替えや身の周りの物を取りに1度実家に帰ってくるのではないか。
さらにはバツが悪いので実家に来るのは両親がいない時間帯に帰ってくるはず…。そう考え、我々は和歌山出張を当初の日程より早め、実家付近での張り込みを開始しました。万が一、彼氏の車で来ることも考え、実家と最寄り駅改札と二点で張り込みを行いました。
我々の読みはズバリ当たりました。
両親が農園で作業している早朝に、娘さんは一人で実家に現れたのです。家から大きな荷物を持ち出し、再び最寄り駅へと向かいました。
我々別れさせ屋は、彼氏のアパートを突き止めるため、娘さんを尾行していきます。
そして複数回の接触のことを考え、実家付近ではなく、和歌山市の彼氏宅付近で接触の機会を窺いました。
20分程電車に揺られ、娘さんは紀三井寺駅で下車し、駅前ロータリーを直進。熊野街道につながる県道135号線の四車線道路の歩道を南に進み、途中反対側に渡るため歩道橋を上ります。
娘さんは重い荷物を抱えながら休み休み上っていたため、すかさずそれを手助けする形で女性工作員が話しかけました。
女性工作員は、荷物を半分持ちながら、駅やコンビニなど住んで日が浅い娘さんでも分かるような場所を尋ねました。
別れ際に娘さんから感謝されましたが、自分も今日から何週間かは仕事で滞在するが、地理が全く分からなく困っていたため助かったと伝えました。
接触後、娘さんは昔ながらの商店が立ち並ぶ小道を進み、彼氏宅と思われるアパートに入っていきました。
そして後日の張り込みで、娘さんが外出する際の接触を行い、連絡先交換にいたりました。
工作員からの働きかけ
女性工作員の巧みな話術や相手に合わせた話し方によって、両親に反発し家出をしている現状や彼氏の話を娘さんから聞き出せました。
やはり、とっさに家出をした理由は彼氏が原因でした。
彼氏はみかん農園を継ぐ気は全くなく、両親に従うならばお前と別れると言い出したそうです。
女性工作員は、「実は自分にも似たような経験があってあなたの気持ちはよく分かる」と話し、娘さんに仲間意識を持たせ、共感を得る手法で進めていきました。
具体的な内容としては、双方の間で板挟みになるつらさや親に敷かれたレールの上を進んで生きていくことの葛藤など、一人娘で期待されているからこそ抱えている悩みを話しました。
そして自分は、両親ではなく交際相手を選んでしまい、今すごく後悔しているということを伝えました。
一週間後、娘さんから彼氏とは別れて実家に戻ると工作員に連絡がありました。
今回の事例のように、人は身内の意見には耳を貸さないことがありますが、利害関係のない第三者の意見はすんなり聞ける、また心のうちを全て話せるということはよくあることなのです。こういった心理を利用して工作を行うには長年培った経験が必要となります。
和歌山市で別れさせ屋をお考えの方は弊社にご相談ください。人心掌握術に長けた工作員が対応いたします。相談・見積は無料です。
※本事例に登場する場所や人物像の詳細は事実上とは異なります。